デパート初売り 2018万円の福袋も-中級読解練習
NHK NEWS WEB
1月1日 13時17分平成30年スタート
一部のデパートでは、元日に初売りが行われ、朝早くから福袋などを買い求める多くの客でにぎわいました。
このうち、東京・池袋のデパートには福袋を目当てに買い物客の長い列ができ、午前9時半の開店から30分で来店客は2万人に達したということです。
この店では1500種類、およそ15万個の福袋を用意し、なかでも高級ブランドの婦人服が入った1万円台の福袋や、紳士用のワイシャツが5枚セットで5000円台のものが人気を集めていました。
売り場には、2018年にちなんで ルビーをあしらった宝飾品が入った2018万円の福袋や、えとにちなんだ純金や純銀製の犬の置物も並べられ、注目を集めていました。
この店では、ことしの初売りで去年を5%上回る 売り上げを見込んでいるということです。
買い物に訪れた24歳の女性は、「開店前から並んで目当ての福袋を買うことができたので、何が入っているか、中身を見るのが楽しみです」と話していました。
西武池袋本店の森田岳史店長は、「元日から非常に多くの人に来ていただいたので、この勢いで1年間、営業していきたい」と話していました。
デパート業界では、消費者の節約 志向で伸び悩んでいた売り上げが、去年の秋ごろから主力の衣料品などで持ち直しの動きも見られるということで、各社は初売り商戦に力を入れ、ことしの売り上げに弾みをつけたいとしています。